ひとりごと


ハンドル台作ってみた(2014/06/03)

~ゲームセンターのようなプレイ環境~

ゲーム好きなら、誰でも憧れるゲームセンターのような、クルマの運転席のようなプレイ環境。現在では、技術も進歩しており、以前よりも高性能なハンドルコントローラが市販されています。
しかし、ハンドルコントローラでのプレイ環境と言うものは決して敷居が低いわけではありません。
ゲーム機は現在主流のPS3ですが、ハンドルコントローラーは、ゲーム機本体と同じ・それ以上の価格になっています。

~高いけどなんとか買える高性能ハンドル「G27 Racing Wheel」~

現在、PS3でレースを楽しむのに、それなりの値段でそれなりの操作が楽しめるものだと思います。ハンドルのフィードバックも良く、ペダルもそれなりに重く、3ペダルでクラッチを使用した、ギア操作も楽しめます。ギアもMTのHシフトになっており、ゲームとは思えないリアルな操作性をを味わうことができます。
もっと高く高性能なハンドルコントローラが世の中にはありますが、ここでは触れません。(10万するとか…)

私が触ったことのあるいろいろなハンドルコントローラの感想はこちら


~ハンドルだけでは楽しさ半減どころか楽しめない~

しかし、現在のハンドルコントローラは本格的すぎるため、そのままでは快適に遊べないのが現状です。
私はPS2の頃は、GT-Force PROで楽しんでました。
GT-Force PROでは、G27 Racing Wheel と比べ、ペダルが軽く、普通の机にハンドルを設置して床にペダルを置くだけで十分に楽しむことができました。
しかし、G27では、ペダルが本格的なため、GT-ForcePROに比べても数段重くなっており、床に設置するだけでは、激しい操作をした時にズレて後ろに下がってしまいました。 ATなら、左足で本体を固定すればそれなりに楽しめるかもしれませんが、MTではブレーキと同時にクラッチを踏む必要があります。
そして両方のペダルがそれなりに思いので、しっかりと固定しないと後ろに下がってしまいます。

なので、ハンドルメーカーでは公式のアイテムとして、ハンドルとペダルを固定する台が売られています。
しかし、これがまた、ハンドル本体と同じくらいの値段がします。
また、公式の商品の一つは、比較的安価ですが、ハンドルの真ん中に支柱があるため、右足でブレーキを踏むながら、同時にアクセルを踏む(ヒール・アンド・トゥ)が非常にやりにくくなっており、クラッチ付きMTを楽しむ人にとっては非常に致命的な問題です。



~自作している人が意外といる~

あいにく、ネット上で情報を集めてみると、意外とハンドルを置く台を自作している人が多数いました。
机をベースに配置を改良したり、木造で作っていたり、金属で本格的に作っていたり。
中には、コントローラを分解して改造していたりと・・・世の中いろいろな人がいますね。
なので、自分もハンドルコントローラで、プレイを楽しむため、ハンドル台(コックピット)を作ってみました。

まずは、ミニチュア模型を作ってアイディアをねる

とは言ったもの、私自身は建築のプロでもなく、大工でもありません。
いきなり作ってみて失敗したら、それなりの損失になってしまいます。
なので、とりあえず割り箸で模型をつくってみました。ゴムと割り箸なので、ゴム鉄砲を作るように、短時間でできます。
割り箸の場合は、ゴムで結ぶため、柱の固定がしづらくグラグラしやすくなります。
なので、三角構造を随所に取り入れることで、柱が固定されグラグラしなくなります。
こんな感じでとりあえずミニチュアを作りました。

実際に作ってみた

資材屋(DIYショップ)何度か行って、それなりな値段で材料を買い、お店の有料加工サービスを使いながら、材料を調達します。
あとは、書いた設計図どおりに組み立てるだけ。

とりあえず設計図どおりに机を作ってみましたが、思ったより出来が良いので、更に改良してみました。

せっかく運転席を作るのだから、ゲームセンターの筐体と同じような位置関係なら面白いと思い。
近所のゲームセンターへ、巻き尺を持って、セガの頭文字D筐体の寸法をとりあえず測ってみました。
それに合うように、またDIYショップで材料を調達し、改良を行いました。

できたものが、これになります。

見た目は木造のただの机ですが、ハンドル・ペダル・シフトの位置は、セガのアーケードの頭文字D筐体のほぼ同じにしているため、乗った時は、クルマに乗っている気分になれます。
ペダルも、後ろに下がらないように壁をつけて、蝶番で角度をつけているため、実車とおなじ感覚で多少激しく操作しても、後ろに下がったりずれることはありません。
画像ではシートがありませんが、普通の座椅子の乗せるとそれなりに運転席の気分を味わうことができます。

木造でボディ全体が軽く、一応折りたたみ(テーブル部分が低くなる)ができるようにしているため、プレイするときに多少左右に揺れます。グラグラと言うより筐体全体が揺れる感じです。
全体の軽さのため、プレイヤーの動作で揺れてしまうという感じになりました。実際のプレイにはほとんど支障はありません。
これを解消するには、本体を重くするしかありません。(実際に鉄の重りを置いたら、だいぶ安定しました)

こんな感じで、多少作りが綺麗とは言えませんが、ハンドルコントローラを楽しむための環境が材料費:\6,000くらいで実現できました。


2014/06/30追記

完成版を元にした設計図も公開します。(クリックで拡大)
メイン材料は
杉の角材:30×14mm (全体的な柱)
杉の角材:90×14mm (シフト台と椅子のすのこ部分)
カラーボード400×600×9mm(天板)
MDF:400×600×10mm(ペダル台)
となっております。

赤丸と青丸はネジ止めで、赤丸は可動部分になっており、支えの柱を一本外すとパタンと折りたたみできるようになっています。 ハンコン設計図1 ハンコン設計図1

2014/09/06追記
ちなみにこのように折りたたむこともでき、日本のような比較的小さなお部屋でも保管に場所を取りません。

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